2016年1月15日金曜日

内陣・外陣 再生施工 ⑤

今回は、一般公開の模様を少しだけご紹介させていただきます。

普段は、関係者以外立ち入り禁止の特別管理区域ですが、お施主様のご招待で地元の方を中心に一般公開を開催されました。
たくさんの方にお越しいただきましたので、午前 ・ 午後と数回に分けて見学していただきました。
一般公開の内容は、

現状の状態と再生施工の作業手順をご説明をしながら、キレイになるまでの過程を見学していただきました。

写真は、アルカリ系の洗浄剤をウエスに染み込ませた状態で清拭しているところです。

「何度も拭くと、摩擦で金箔が剥がれます。」

「また、ムラになると手直しができない場合もあります。」・・・などなどをご説明
普段の拭き掃除では全くキレイにならないことをご説明。(写真は専務です。)

金物も同じく、Aは現状、Bは洗浄剤でゴシゴシ拭いた後です。
Bの仕上げ後でも一見するとキレイに見えませんか?

ですが、脂分が
膜を張った状態なのでやや艶消し状態なのです。

普通のクリーニングだけではここまでが限界です。
仕上り写真です。
再生施工後は、一皮剥けたような輝きを取り戻します。

泡、リモネン、溶剤(アルコール
、研磨剤、エッヂング、化学反応、お湯等、不使用の仕上げです。

突き詰めていくと洗浄力の強い成分は必要としないのです。

食品添加物と天然成分の恵みでピカピカに蘇ります
(#^^#)/

天然の恵みに感謝です。
 
Before

After

黄色線の囲いは洗剤拭き仕上げです。
(再生施工との対比写真です)


今回、再生施工を見学していただいた皆様からは、

「驚きのと感動のお言葉」をたくさん頂戴しました。

私たちは、お越しいただけるだけでたいへん励みになります。

感謝申し上げます。

誠にありがとうございました。


再生施工は競争他社がほとんどない、実に目立たない仕事です。

皆様には少々地味に映ったかと思います。

ですが!

再生施工中の頭の中は、こんな感じですので決して地味ではないのです・笑


曲のジャンルは幅広ですが、「リズム&集中」で作業しています。

私の場合ですが・・・(^^♪


次回は天井の再生施工をご紹介させていただきます。


つづく

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