今回最初は、柱をキレイにする再生施工のご紹介です(#^.^#) 以下、現状の写真です。 |
現状写真1 |
現状写真2 |
再生施工① 柱の染み抜きをする前に先ずは表面に付着している油膜汚れを除去します。 |
再生施工② 油膜を除去すると隠れていた染み汚れがたくさん出てきました。 これはよくあることで、経年の汚れが積み重なり、隠れていた歴史的な染み汚れが現れることがあります。 このように隠れていた染み汚れを確認してから全体的な処置方法を検討します。 過去、他の現場では刀の刃痕や血のりなどもありました・・・(><;) 歴史的に意味のある染みは除去してはいけない場合もありますので即報告をします! |
再生施工③ 染みを除去した再生施工後の写真です。 輝きを取り戻せば周りの背景が映り込みます。 キレイに再生できましたのでたいへん嬉しく思います。 感謝です。 |
金の延べ棒のようにも見えますが、木材の柱です。
金紙や金箔押しって薄いのに表面に貼るだけで煌びやかで豪ジャスに変身しますね~。
女性が貴金属に惹かれるのも改めて納得します笑
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Completion
各所の柱が完成しました。 こだわって仕上げております。 |
Before
次は金紙に描かれた龍をキレイにします。 この龍は彩色師の職人さんが現地で描かれたそうです。 再生施工前の状態では岩絵の具や泥絵の具で描かれた天然色の鮮やかさが損なわれ、全体的に燻っています。 特に赤色部が燻っています。 背景の金紙も燻りにより、カメラのフラッシュを部分的にしか反射していません。 |
Completion
再生施工後の写真です。
同じカメラのフラッシュでも再生施工後は、反射が明るく範囲が大きくなっています。
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オレンジの△部分を見比べてると再生施工後は色鮮やなのがよく分かります(*^_^*)
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Before
龍は御宮殿を中心に左右に描かれおり動きも異なります。 こちらの龍は、如意宝珠(にょいほうじゅ)と云われる玉を持っています。 如意宝珠は「意のままに様々な願いを叶える玉の珠」とも伝えられています。 現代で例えるとアニメの「ドラゴンボール」ですね笑 |
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