2016年1月10日日曜日

「私を滋賀から連れ出して!」 第2話 ブルガリと獅子王 編


2日目は仕事を終えてから東京国立博物館へやって参りました。

ここは上野公園です。

すっかり日が暮れました。

いざ館内へ!!

別館の表慶館(ひょうけいかん)でブルガリの展示イベントが開催されているのを発見しました。

姪っ子と顔を見合わせたら、お互いに
目が行くべし!」でした。
※目は口より遥かに物を言う・

こんなチケットでした。

表慶館内は撮影禁止の為、写真でのご紹介ができません。

展示物は、130年に渡るイタリヤの美の至宝だけあって「キレイ、美しい、魅力的」の極みでした。

私は装飾加工する職人
の目でも見ていました笑(職人気質です)

2人とも想像を超えた豪華さに盛り上がり過ぎて、あっという間に2時間も見学していました。


次は、本題の「太刀」を拝見しに本館へ移動です。

姪っ子の会いたかった太刀

「獅子王」です。

平安時代12世紀

無銘: (号) 太刀 大和物 獅子王

刀の謂れは、源頼政が鵺(ぬえ
)退治し、天皇より賜ったとされる太刀です。

鵺(ぬえ)とは、日本で伝承されている妖怪あるいは物の怪と記されています。


妖怪ってほんまに生存していたのかなぁ!?

鎌倉時代13~14世紀

無銘: (号) 黒漆太刀 獅子王の拵(こしらえ)


以下、その他、ご紹介

江戸時代17世紀

紅糸威二枚道具足
(べにいとおどしにまいどうぐそく)


頭の兜(かぶと)は貝のサザエ造形で、肩や袖の佩楯(はいだて・付属具)は魚の鱗仕立てで
デザイン・配色共に洒落てます!

鎌倉時代・弘安9年(滋賀県・金剛寺)

慈恵大師坐像

(じえだいしざぞう)
鎌倉時代13~14世紀

伝源頼朝坐像
(みなともよりともざぞう)
江戸時代18世紀

源氏蒔絵鏡台と内容品

(げんじまきえきょうだい)

婚礼のために誂えられた調度品


蒔絵は仕事でも携わりますので馴染み深い気がしました。
江戸時代19世紀

桐紋散透鐔
(きりもんちらしすかしつば)


写真は刀の鐔(つば)です。
デザインに惹かれました。
素材の資料がたくさんありましたので食い入るようにメモとお勉強(#^.^#)

こんな感じで学んで仕事にも生かしています。

本館のご紹介を少し(#^^#)

本館の設計は帝冠様式(ていかんようしき)の代表的建築で平成13年に
重要文化財に指定されています。

外装は、瓦屋根とコンクリート建築を融合しています。

内装は、壁や床は天然石を使い重厚感溢れる建築物です。


空間の演出は見事なもので、天井までの吹き抜けと奥行きの対比が絶妙です。
東京国立博物館は日本で最も長い歴史をもつ博物館です。

日本が誇る建築物ですので展示物ともに楽しめると思いますよ。

催し物を確認してから、訪ねてみてはいかがですか(*^_^*)

東京国立博物館:http://www.tnm.jp/

この日、東京国立博物館を出たのは閉館時間をオーバーしたPM8時過ぎでした!!

ここから姪っ子の家まで車で帰宅します。

渋滞もなく順調で到着時刻は深夜2時過ぎでした。

ハードなスケジュールでしたがとても充実した楽しい2日間でした。

仕事の方は
お陰様で契約が決まりました。

誠にありがとうございました。

途中、私の好きな手作り作家さんの展示会にもお邪魔しましたが、またの機会にご紹介させていただきます。

本年から頻繁に関東方面へ出向きますので、またいろいろと探索をしたいと思います。

最後までご観覧いただきありがとうございました。


完結です(#^^#)

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