2015年7月16日木曜日

京都市指定文化財 ペンキ痕除去①

今回の案件は巾木にペンキが付着しているのを除去する洗い作業です。


10年位前、上の格子に色を塗った際、下に垂れて着いたそうです。
当時、ペンキを落とすのにシンナーや強い溶剤でゴシゴシ擦られているので木肌はモケモケのケバケバです。

通称、「おばけ」と呼んでいます。弊社だけの呼び名です。
腐朽菌発生と脱色痕もあります。
現在、京都市の指定文化財になりましたので、キレイに保存していくためには除去が必要です。

壁は先行して仕上がっています。

できる限り風合いを残しつつ、ペンキを取る洗い作業になリます。

たいへん神経を使いますが、いつもと同じ仕事として取り組みたいと思います(^^)


つづく

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