2015年5月14日木曜日

削ろう会 神戸大会2015 ②

写真は叩鑿(たたきのみ)です。
洗いでは使いませんが、美しい刃物は見るだけで感性が研ぎ澄まされます。
叩鑿(たたきのみ)の使用実例。
イケメンの外人さんが作業を披露されていました。
中国式の鉋です。前方に押しながら削ります。
サンドペーパー付きの電動サンダーやポリッシャーで木を削ると艶が無くなります。
鉋で木を削ると基本的に艶が出ます。
日本の伝統工芸(道具)と技術(人)は本当に素晴らしく誇りに思います。
木はこうしてみると紙に見えませんか?
大会開始! 
1. 先ずは削ります。
2. 厚みを測定して薄く削る技術を追求し競います。
  
私は職業上なのか!?削った後の木肌(艶)ばかり見ています。
目の保養、下記続く↓







女性の鉋掛けは現場で見かけたことがありません。ついつい見入ってしまいます。
女性陣格好良すぎです!
頑張ってください!
替刃式の鉋を使ってみましたが申し分なく使えます。台の滑りが良くて軽い!
刃には
、タングステンやクロムが入っているので長切れします。
切れ味を重視する場合はヤスキ鋼、長切れにはハイス鋼を選択できます。

替刃式鉋の普及の影で、
天然の優れた砥石と地鉄が減少しているんだろうなぁと思いました。
鉋を通して時代の流れと変化を体感し、資源の大切さを改めて実感しました。


つづく

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